携帯電話スマートフォン緊急速報メール等SNSインターネット発災即時に情報伝達防災行政無線TV、ラジオ気象庁消防庁Jアラート・弾道ミサイル情報・緊急地震速報・特別警報・大津波警報・噴火警報 等市町村住民図4ー1 Jアラートの概要内閣官房都道府県①平時②初動段階気象情報等気象情報等・テレビ・ラジオ・インタネット等https://www.fdma.go.jp/about/organization/post-18.html避難指示等災害情報の収集・伝達の観点から自治体で活用する情報通信システムについて紹介します。全国瞬時警報システム(Jアラート)は、弾道ミサイル情報、緊急地震速報、大津波警報など、対処に時間的余裕のない事態に関する情報を携帯電話等に配信される緊急速報メール、市町村防災行政無線等により、国から住民まで瞬時に伝達するシステムで、Jアラートで配信する情報のうち、特に緊急を要する情報は、市町村に設置されている防災行政無線等を自動起動させ、緊急情報を瞬時に伝達しています。また、各種情報伝達手段は、情報の受け手の状況に応じた伝わりやすさ、伝達範囲(場所)、伝達可能な情報量、耐災害性、伝達の形態など、様々な点でそれぞれに特徴を有しているため、より多くの住民が迅速かつ確実に避難を実施できるよう、Jアラートと連携する情報伝達手段の多重化について消防庁が推進しています。(図4-1)災害情報伝達の流れ(1)全国瞬時警報システム(Jアラート)出典:総務省消防庁ホームページより作成https://www.fdma.go.jp/about/organization/post-18.html災害に強い情報通信ネットワーク導入ガイドブック20241. 災害情報の収集・伝達Ⅳ.災害(防災)情報システム34
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