災害に強い情報通信ネットワーク 導入ガイドブック2024
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■ メッセージング機能IP通信を用いたメッセージングアプリケーションをDR-IoTで構築した通信網で動作させ、テキスト、音声、画像などのデータを共有問い合わせ先:sales-jp@spacetime-eng.com概要■ 多用途可変域型 IoT(Diversified Range – Internet of Things, DR-IoT)データ通信システム仕様・特徴使用上の注意点• DR-IoTは、被災地における自営通信手段を主要ユースケースとして、総務省「放送用活用方策に関する検討分■ 映像ストリーミング車両やドローンへ搭載したカメラ映像をDR-IoTによりストリーミング配信し、現場状況把握を支援(映像例:H.264, VGA, 10fps)■ 動態管理株式会社スペースタイムエンジニアリングDR-IoTは、公共性の高い複数組織が多地点で情報共有を図れる自営データ通信システムです。消防組織や医療機関などにおける平時・災害時の通信手段として活用でき、車両やドローンの動態管理や周辺映像ストリーミングを実現します。• VHF帯で、見通し数十kmの通信距離• 最大320kbpsの通信速度により、低解像度ながらも映像ストリーミングが可能• 軽量かつ低消費電力■ 仕様※• 令和 7 年度の省令改正を目指し、制度化・標準化を推進中• 通信範囲は送受信点の周辺環境(地形、建物、植生など)によるDR-IoTを搭載した車両やドローンなどから定期送信される位置情報を、本部や災害時拠点で受信することで、車両ならびに活動者の動態を把握科会」へ提案、令和 4 年度の周波数再編アクションプランに掲載利用例:Scenargie®スマート消防本部※制度化推進中の参考仕様災害に強い情報通信ネットワーク導入ガイドブック2024周波数最大送信電力(EIRP)最大通信距離伝送速度重量・サイズVHF帯5W見通し数十km5, 20, 80, 320 kbps2 kg, 45 cm x 25 cm x 10 cm6.Scenargie® DR-IoT 活用システム

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