災害に強い情報通信ネットワーク 導入ガイドブック2024
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概要災害で通信が途絶えてインターネットにアクセスできなくなると、自治体業務、安否確認、災害支援などに支障をきたします。災害時だけでなく平時から使える耐災害ネットワークが有効です。特徴1. 重要拠点(役所・病院・避難所・消防局など)を相互に接続して地域内の通信可能性を向上、クラウド国立研究開発法人情報通信研究機構 / ナシュア・ソリューションズ株式会社にも衛星回線やキャリア回線で多重接続でき途絶リスクを低減2. 市販機材と契約不要の無線で構成できランニングコストを低減3. 汎用ソフトウェア環境(Linux + Docker)のため多彩なアプリケーションを利用可能、平時災害時を選ばず常に利用できるフェーズフリーなシステム、庁内LAN拡張(LGWAN接続)にも利用可能基地局アプライアンス製品ラインナップ延岡市様導入事例使用上の注意点: 専用屋外筐体に取り付ける太陽光パネルの標準サイズは100W、蓄電池容量は2KWです。停電時の稼働継続時間(目標値)は3日間です。それ以上の自立稼働時間は日照等の天候の影響を受けます。基地局間無線リンクにはW56対応無線機を使用することを基本とします。見通し5km程度の拠点間接続が可能です。見通しが確保できない場合には、中継する拠点を追加するか、キャリア回線や衛星回線等でインターネット経由で接続する必要があります。災害に強い情報通信ネットワーク導入ガイドブック2024問い合わせ先:ナシュア・ソリューションズ(株)https://www.nassua.co.jpE-mail nsc_sales@nassua.co.jp設置例(延 岡市役 所屋上 )利用 可能補 助金例内閣 府「デ ジタル 田園都 市交付 金(デ ジタル 実装タ イプ)総務 省「地 域デジ タル基 盤活用 推進事 業」主要諸元表10.災害や障害に強い地域ネットワーク NerveNet ナーブネット設置場を選ん専(業務屋内設置タイNN4-BBMIW-2K(価格利⽤者向けWi-FiNerveN(屋災害時⽤発電装置屋内設置タイNN4-BBMI-2K(価NerveN(屋災害時⽤発電装置

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