出典:北海道総合通信局HPよりhttps://www.soumu.go.jp/main_content/000585075.pdf出典:令和6年能登半島地震への対応について(令和6年9月10日)経済産業省大規模災害発生時における地方公共団体の業務継続の手引き(令和5年5月)内閣府(防災担当)表1-2 停電が長期に及んだ災害の事例表1-3 北海道胆振東部地震における北海道全域の停電2018(H30)年9月6日 3時7分 発災約11時間 北海道全域で停電(ブラックアウト)約30時間後 5割が停電解消約64時間後 復旧宣言 一部を除く(大規模土砂崩れ被災地)10月5日完全解消大規模災害の場合、停電が発生し情報通信システムの停止や様々な対策に影響を及ぼします。令和6年1月の能登半島地震では、道路等の損傷により停電の復旧作業が難航し復旧に30日かかったケースもあります。(表1ー2)また、令和元年房総半島台風(台風15号)では、倒木により多数の電力線が切断されたことにより、復旧に長期間要したケースもあります。その後の災害対策基本計画の見直しなど対策の強化につながったケースがあります。30日間 侵入困難地域を除く 令和 6年1月 能登半島地震12日間8日間7日間5日間5日間約 99%復旧約 94%復旧約 99%復旧100%復旧100%復旧特徴的な事例としては、北海道胆振東部地震の際に、北海道全域が約11時間にわたりブラックアウトが起こり地震の被害がない地域を含め広範囲が停電したケース(表1-3)や東日本大震災によって多くの発電所が停止したことから電力需要の確保のため、東京電力管内で3月14日から28日にかけて行った計画停電が行われた事例あります。災害において稼働を求められる情報通信システムにおいても、非常用発電機やバッテリーといった電源の対策が必要になります。令和 元 年 9月 房総半島台風(台風15号)(千葉県内)平成 23年 3月 東日本大震災(東北電力管内)平成 26年 8月 豪雨(広島市)平成 28年 4月 熊本地震(益城町)平成 27年 9月 関東・東北豪雨(常総市)(2)停電によるリスク災害に強い情報通信ネットワーク導入ガイドブック2024
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