来たる大型災害に備えて大幅組織改編 気象庁

2020年11月15日

来たる大型災害に備えて大幅組織改編 気象庁

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11月15日 大規模な自然災害が相次ぐ中、災害対応力強化を図るため、気象庁はこれまでにない規模での組織再編を行いました。2020年10月から施行されています。気象庁の組織改編の主なポイントは次のようなもので、より専門的に、また情報処理部門の重要度の高まりも踏まえ、業務内容から組織のありかたを見直しています。 【気象防災監の新設】 気象予報や地震、火山など、専門家集団を代表し、現場の危機感を官邸に伝えて政府内での調整にあたる「気象防災監」が新設されました。気象防災監は、長官に次ぎ、次長と並ぶ、いわば「ナンバー2」にあたる局長級のポストです。専門知識を生かし、官邸や関係府省の幹部らと政策の調整を行い、官邸の災害対策会議などにも出席して省庁横断的な課題に...


マンホールトイレの整備 普及いまだ道半ば

2020年11月9日

マンホールトイレの整備 普及いまだ道半ば

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11月9日 大規模災害が発生したとき、最も大きな問題のひとつがトイレ対策です。生死を分けるほど深刻になるにもかかわらず、十分な対策をとっている自治体はまだ少ないのが現状で、避難所整備の課題になっています。 下水道のマンホールのフタを外して簡易トイレを設置する「マンホールトイレ」は、衛生面や設置のしやすさ、バリアフリー対策の面からも期待されているトイレ対策なのですが、下水道整備との連携が必要で、なかなか普及していません。内閣府と国土交通省は、防災部門と下水道部門の連携を強化するため、マンホールトイレの整備を推進するよう通知を出し、テコ入れを始めました。 簡易トイレは、避難所で実際に聞いた「今必要なもの」のトップに挙げられています(3日後・4...


災害時の自動車利用 車中泊避難の期待と課題

2020年11月9日

災害時の自動車利用 車中泊避難の期待と課題

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11月9日 自動車保険会社の調査によると、車中泊を経験したことがある人の約6割が車中より屋内への避難を選びたいと回答しました。車中泊の過ごし方に課題があることが浮き彫りとなりました。 この調査は、2020年8月に全国の自家用車を保有している40代と50代の男性を対象に行われ、800名から回答を得られました。防災に関する意識調査と併せ、新型コロナウイルス感染拡大防止やプライバシー確保の観点から避難方法のひとつとして注目されている車中泊など、災害時の自動車利用に関する調査もなされました。 【災害の危険性についての認識】 調査結果によると、自然災害の危険性について全体の半数以上が「高まっている」と回答。特に被災経験がある人は約8割と高い回答率となりました...


11月5日は「津波防災の日」「世界津波の日」いまいちど備えを

2020年11月5日

11月5日は「津波防災の日」「世界津波の日」いまいちど備えを

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11月5日 11月5日は「津波防災の日」です。2011年の東日本大震災で甚大な被害を出した津波災害を受け、津波から命を守るための「津波対策の推進に関する法律」が制定されました。その中で決められたのが「津波防災の日」です。また、2015年には国連防災世界会議の中で日本の提案した津波の日の制定が採択され、11月5日が「世界津波の日」となりました。 11月5日が津波を考える日に選ばれたのは、今から170年近く前の1854年に発生した安政東海・南海地震に由来しています。安政東海・南海地震は、11月4日午前9時ごろに東海地震、11月5日の午後4時ごろに南海地震と、30時間ほどの間に立て続けに発生したペア地震でした。揺れは関東から九州までの広い範囲に及び、大津波が沿岸を襲って甚大な被害...


東京都の補助事業 帰宅困難者を受け入れる一時滞在施設の環境整備を推進

2020年11月5日

東京都の補助事業 帰宅困難者を受け入れる一時滞在施設の環境整備を推進

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11月5日 東京都は、災害発生時に課題となっている帰宅困難者対策のひとつとして、帰宅困難者を受け入れる一時滞在施設が蓄電池や発電器など、スマートフォンなどの充電器を購入する際の費用を補助する精度を新たに設けました。 補助事業の対象となるのは、帰宅困難者の受け入れについて区市町村と協定を結んでいるオフィスビルや大型商業施設など、次の3つを満たしていることが条件です。 ・施設の所在する区市町村と帰宅困難者の受入協定を締結していること ・帰宅困難者と従業者向けの備蓄品を3日分完備していること ・事業継続計画(BCP)等を作成していること 補助される経費は、帰宅困難者のスマートフォンなどを充電するための機器の購入経費で、以下のものが対象です。 帰宅困...