ヤフーの避難情報 混乱引き起こす 防災ニュース

2019年8月7日

8月7日 今月、山梨県甲府市が避難勧告などを発表していないにも関わらず、IT大手のヤフーがスマートフォンに「いますぐ避難」とユーザーに通知し、同市の市民から情報の真偽に関する問い合わせが複数寄せられていたことが分かった。

このサービスは気象庁の情報に基づき配信されており、市は「住民が混乱する」などとして気象庁に改善を求める文書を提出した。気象庁によると「いますぐ避難」という表現は、当時は甲府市北部の川で危険度が高まっていたため、ユーザーにわかりやすい表現として、気象庁とヤフーが話し合ったうえで使用したという。

今回の混乱をもたらしたことについて、気象庁とヤフーでは誤解を与えない表現への改善を進めるとしている。


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