台風19号の上陸にむけ今日中に備えを 防災ニュース
2019年10月11日
10月11日 大型で非常に強い台風19号は、10月11日午前6時現在、小笠原諸島の父島付近を北北西へ進んでおり、非常に強い勢力を保ったまま12日から13日にかけて西日本から東日本に接近する恐れがあります。今回の台風は、雨雲が大きいため長時間つよい雨が降り続け、暴風域は240キロ（10日正午）とかなり大きく、豪雨と暴風が半日以上やまない可能性があります。
先月、千葉県に甚大な被害をもたらした台風15号は短時間暴風が吹き荒れましたが今回の台風は長時間、暴風や強い雨が予想されます。過去の台風災害を教訓とし、停電対策や断水対策、また避難行動や家族や身近な方との連絡手段も事前に考えておくことが大切です。
気象庁は、類似台風として1200人以上の犠牲者をだした「狩野川台風」をあげ、厳重な警戒を呼びかけました。災害に備えすぎて困ることはありません。
いざという時に適切な行動がとれるよう、今日中に備えておきましょう。
台風19号の予想
10月11日09時 925hPa 50m/s
10月11日21時 935hPa 45m/s
10月12日09時 945hPa 45m/s
気象庁発表11日9時
狩野川台風
1958年（昭和33年）９月26日～９月28日
神奈川県の三浦半島に上陸した台風
狩野川が氾濫し大被害。首都圏でもがけ崩れや浸水の被害。
877hPa
東京で日降水量371.9mmを観測
