政府 国土強靱化 19年度計画を決定 防災ニュース

2019年6月13日

613  政府は11日に「国土強靱化推進本部会合」を首相官邸で開き、2019年度計画を決定した。平成25年に始まり今回で10回目を迎えた本会合では、昨年の西日本豪雨を教訓に、河川堤防の強化と迅速な住民避難を重点課題とされた。

計画では、氾濫した際に甚大な被害を引き起こすと考えられる全国の河川について、堤防の強化やかさ上げを急ぐとした。また洪水の恐れがある地域には、最大規模の被害を想定したハザードマップの作成と、避難訓練の実施を促すとしている。

【国土強靭化とは】

あらゆる自然災害から人命を守り、災害発生時には経済社会への被害を致命的なものとせず迅速に回復する、「強さとしなやかさ」を備えた国土、経済社会システムを平時から構築するという考え方。


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