東京首都圏のゲリラ豪雨と防災 お知らせ

2018年7月18日

7月18日 大田区産業プラザPiOにて開催される、第6回防災・減災セミナー(9月21日開催)にて、首都大学東京 三上岳彦名誉教授の講演が決定しました。お申込みは7月末に防災ログHPより受付開始します。

 

【講 師】
首都大学東京 都市環境学部 名誉教授
三上岳彦 氏
三上様

【講演内容】
近年、都市を中心に夏季の午後、1時間50mm~100mmの局地的豪雨(いわゆるゲリラ豪雨)が増加の傾向にある。このような突発的な局地的豪雨の発生メカニズムは十分に解明されていないが、都市部のヒートアイランドによる加熱や高層ビル群の林立による地表面粗度の増大が背景となっている可能性が高い。ゲリラ豪雨発生の実態・メカニズムと防災について、東京首都圏での事例を示しながら解説する。


【代表書籍】
「都市型集中豪雨はなぜ起こる」

数時間という短い時間に爆発的に降る雨が,東京,大阪など大都市で増えています。2005年9月に東京・杉並を襲った激しい豪雨は記憶に新しいところ。予告なしの大雨は交通を寸断し,都市機能を麻痺させます。大都市の空では何が起こっているのかを,過去の実例を検証しながら,ヒートアイランドや高層ビルによる風の変化なども交えて考察していきます。基本知識として,雲の活動と雨が降るしくみ,台風と前線についても解説,最近気になる地球温暖化による雨の変化についても触れていきます。
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