熊本市がLINEと連携した訓練を15日に実施 防災ニュース

2018年4月5日

4月5日 熊本県熊本市は、今月の15日にチャットアプリ大手のLINE株式会社(以下 LINE)と連携した情報伝達訓練を実施する。熊本市とLINEは昨年4月に、災害発生時の有効な情報伝達手段を探り、今後の防災計画に活かすために「情報活用に関する連携協定」を締結していた。地元住民が中心の避難所の職員と、行政区ごとに設置される区対策部がチャットアプリ「LINE」で連絡や情報交換を行い、避難所の安全性や避難者数などを共有するとしている。

今回の訓練では中央区対策部と、同区内にある避難所職員約50名で作る「LINE」のグループチャットで情報共有を行い、各避難所の情報が一元的に管理される「LINE」のメリットとデメリットなどを検証する。

LINEは地域防災への「LINE」の活用について、災害対応時の担当者間の情報共有ツールに加え、地域住民との防災情報の受配信などを通じ、地域住民の防災への意識向上などにも活用したいと考えている。


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