防災情報のレベル化 大雨特別警報はレベル5 防災ニュース

2019年3月20日

3月20日 気象庁で19日、防災情報のレベル化に関する検討会が開かれ、気象警報の中でも最大級の警戒を呼びかける「大雨特別警報」は最も高い「レベル5」に位置づけることが決まった。

この検討会は、これまでの防災情報は複雑であったため分かりづらく、昨年の西日本豪雨の際に避難の遅れにつながったとの指摘があり、改善を進めるために設置された。

円滑な避難を促すために、国は災害の危険度をレベル1から最も高い5までの5段階に分ける案を提案しており、検討会ではどのレベルにどの防災情報を入れるかが話し合われた。

その結果、気象庁が最大の警戒を呼びかける「大雨特別警報」は最高レベルのレベル5に、「土砂災害警戒情報」などは避難行動を呼びかけるレベル4に位置付けられた。

防災情報のレベル化については、月内に国がガイドラインをまとめることになっている。


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