防災・減災セミナー2025福岡

2025年6月6日(金)アクロス福岡にて「防災・減災セミナー2025福岡」を開催します。
2025年3月31日、政府の有識者会議は、南海トラフ巨大地震に関する新たな被害想定を公表しました。 この見直しは約13年ぶりで、最悪のケースで約29万8000人が死亡する可能性があるとされています。激しい揺れや液状化現象により、多くの建物が倒壊する恐れがあり、大規模な被害が発生すると予測されています。本セミナーは、国・地方自治体・民間企業・市民が一体となって防災について学び、考え、取り組むきっかけをつくり、開催地の福岡県をはじめ九州の防災力向上、そして災害に強い社会実現の貢献を目的としています。

講演者

  • 井手 勲 氏

    井手 勲 氏

    国土交通省九州地方整備局

  • 岸本隆久氏/吉沢昌兵氏

    岸本隆久氏/吉沢昌兵氏

    (一社)まるごと防災協議会

  • 重藤 迪子 氏

    重藤 迪子 氏

    九州大学 准教授

  • 草場 渡 氏

    草場 渡 氏

    福岡管区気象台

  • 吉田 克也 氏

    吉田 克也 氏

    (一社)災害対策トレーニングセンター支援会

  • 杉谷 俊介 氏

    杉谷 俊介 氏

    福岡市

開催概要

催事名

防災・減災セミナー2025福岡

催事名

2025年6月6日(金)13:00〜17:00

会場

アクロス福岡 円形ホール
福岡県福岡市中央区天神1丁目1-1

参加費

無料(事前登録制)

CPD

3.5単位(JSCE25-0512)

主催

防災ログ実行委員会

共催

特定非営利活動法人 都市防災研究会
https://www.toshibousai.com/

参加申込み方法

  1. STEP01

    ログイン

    画面右上から会員登録(無料)を行い、
    自動返信メールで届くパスワードを使用してログインを行います。 会員登録済みの方
    ・会員情報でログインしてください。再登録は不要です。
    ・パスワードはホーム画面右上の「ログイン」から再発行できます。
    ・パスワードが届かない場合は事務局までご連絡ください。

  2. STEP02

    参加申込

    本ページの「セミナー申込み」ボタンをクリックし、
    全項目入力後「お申し込みをする」をクリックすると登録完了です。

  3. STEP03

    当日参加

    当日は名刺を1枚受付にご提示ください。

「防災・減災セミナー2025福岡」は対面開催となります。ライブ配信はございません。

土木学会継続教育(CPD)認定プログラム

防災・減災セミナー2025福岡は、公益社団法人土木学会 継続教育(CPD)のガイドラインに基づき認定されたプログラムです。

申請時間 2025年6月6日(金)17:00〜17:30
認定番号 JSCE25-0512
認定単位 3.5単位
申請条件 ・14:00までの来場受付登録
・「受講証明書」様式の持参 ※事前にご記入ください

・受講証明書への押印は、上記受付時間に限り、受講者本人に対してのみ行います。
・受講証明書の様式をお持ちでない方はこちらをご利用ください。条件を満たしている場合は別様式でも主催印を押印します。

防災・減災セミナー2025福岡_受講証明書様式(Word)
防災・減災セミナー2025福岡_受講証明書様式(PDF)

参加申込み

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お問い合わせ先

防災ログ運営事務局(株式会社防災ログ内)
東京都新宿区西新宿三丁目3番13号 西新宿水間ビル6階

TEL.050-5357-2772  E-mail.office@bousailog.com

プログラム


井手 勲 氏

激甚化・頻発化する水災害への備えについて 

13:00 ~ 13:40

講師

国土交通省 九州地方整備局 河川部 水災害予報センター 水災害対策専門官
井手 勲 氏

【講師略歴】

平成7年4月 建設省九州地方建設局 入省
令和2年4月 遠賀川河川事務所 施設管理課長
令和4年4月 長崎河川国道事務所 調査第一課長
令和6年4月 現職に至る

【講演内容】

近年、大雨の発生頻度が大幅に増加しており、全国各地で水災害が生じている。また、将来においても気候変動の影響により更なる水災害の激甚化・頻発化が懸念されており、国土交通省では、河川流域に関わるあらゆる関係者が協働して水災害対策を行う「流域治水」に取り組んでいるところである。
今回、九州地方整備局における「流域治水」の取組事例のうち、主に現在行っているソフト対策について紹介する。

岸本隆久氏/吉沢昌兵氏

事業継続を補完する防災対策〜まるごと防災の取組〜

13:45 ~ 14:15

講師

一般社団法人まるごと防災協議会 代表理事 / 幹事
岸本隆久氏/吉沢昌兵氏

【講師略歴】

①岸本 隆久 氏
一般社団法人まるごと防災協議会代表理事
一般社団法人防災事業経済協議会理事
防災士・ひょうご防災リーダー
帝人フロンティア(株)新事業開発室主管

②吉沢 昌兵 氏
日本セイフティー(株)ラップポン事業部主任"

【講演内容】

「まるごと防災」のビジョンは「事業継続」と「復旧復興」の貢献です。
南海トラフや直下型地震に加え、地球温暖化の影響による台風の激甚化頻発化も危険視されており、未曾有の複合型の災害にも備えなければなりません。
その解決策として本日は、事前の被害軽減対策として室内の「安全対策」と「火災対策」、そして避難生活の質の向上を目指した「備蓄対策」を提案します。備蓄対策についてはラップポンで災害関連死削減を目指しています。

重藤 迪子 氏

近年発生した強震動による災害に学ぶ

14:20 ~ 15:00

講師

九州大学 大学院人間環境学研究院 都市・建築学部門 准教授
重藤 迪子 氏

【講師略歴】

2016年4月 九州大学大学院人間環境学研究院,助教
2024年7月 九州大学大学院人間環境学研究院,准教授

【講演内容】

2025年は,1995年1月17日に発生した兵庫県南部地震から30年,2005年3月20日に発生した福岡県西方沖地震から20年の節目の年にあたる.また,近年では,2024年1月1日に能登半島地震が発生し,強震動により多くの被害が生じた.本講演では,これらの近年の大規模地震における強震動による災害について振り返り,今後の防災・減災に向けた課題について考察する.

草場 渡 氏

近年の気象災害と防災気象情報について

15:10 ~ 15:40

講師

福岡管区気象台 気象防災部 気象防災情報調整官
草場 渡 氏

【講師略歴】

昭和61年 気象庁入庁(鹿児島地方気象台)
令和3年 福岡管区気象台 主任予報官
令和6年 福岡管区気象台 予報課長
令和7年 現職に至る

【講演内容】

九州では8年連続で大雨特別警報が発表されるなど、近年の気象災害は「激甚化」「頻発化」しており、極端な大雨の発生回数も増加傾向となっています。
気象庁は、気象災害の防止・軽減のために特別警報・警報・注意報や気象情報、キキクル(危険度分布)などの防災気象情報を段階的に発表しており、近年の気象災害や防災気象情報をもとにとるべき行動についてお話します。

吉田 克也 氏

能力認定制度「災害対策士」による企業・自治体・住民・家族の「サバイバリティの向上」

15:45 ~ 16:25

講師

一般社団法人災害対策トレーニングセンター支援会【DMTC-SA】 理事室 常務理事
吉田 克也 氏

【講師略歴】

10月/2021年 
◆東京大学生産技術研究所附属災害対策トレーニングセンター【DMTC】
一般社団法人災害対策トレーニングセンター支援会【DMTC-SA】 常務理事 
https://tdmtc.tokyo/
一般社団法人災害対策支援者協会【D-SSA】代表理事 
https://www.d-ssa.com/
災害対策人材の育成機関であり研究機関で自然災害への対策を産業化する事で世界中の「救えたはずの命を一つでも多く救う事」を使命として活動中。

◆Startup-O Japan Founder&Menter
   http://jp.startup-o.com/
世界中のスタートアップが創り出そうとしている新しい価値を日本市場に実装する橋渡し機関の創業メンバー

【講演内容】

東京大学生産技術研究所附属災害対策トーニングセンター(DMTC)が提供している災害対策トレーニングプログラムの紹介と災害対策士制度の目的や運用について詳しくお話します。迫りくる国難級のハザードに被災者がそれぞれできることや得意なことを活かして総力戦で挑むことが必要です。間に合えばよいのですが・・・・・・

杉谷 俊介 氏

福岡市の災害に強いまちづくりについて

16:30 ~ 17:00

講師

福岡市 市民局防災・危機管理部地域防災課 連携推進係長
杉谷 俊介 氏

【講師略歴】

平成20年4月1日 採用
令和2年4月1日 情報公開室情報公開係長
令和6年4月1日 地域防災課連携推進係長

【講演内容】

これまで福岡市で発生した主な水害や福岡県北西沖の地震などを写真で紹介するとともに、警固断層帯の地震の脅威、災害対策本部の機能強化の取組みや雨水レインボープラン等の浸水・洪水対策、大規模災害発生に備えた公的備蓄の整備、非常用電源の確保、市が作成したパンフレットによる防災啓発、九州内における災害時の広域支援など、ソフト・ハード両面での取組み内容を紹介するもの。

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