<9月11日投稿>防災月間の9月は、災害対策を見直す絶好の機会ともいえます。特に備蓄は、消費期限や使用期限のチェックをして入れ替えたり、使い方を確認したりするタイミングとして最適です。備蓄品では、大規模な災害への対策として、飲料水や食料、充電器やカセットコンロといった、いのちをつなぐためのものとして食やインフラに関するものを備えておられる人は多くおられるはずです。一方、排泄に必要なトイレ対策はどうでしょうか。 NPO法人日本トイレ研究所が全国の自治体を対象に行ったアンケートによると、災害時のトイレ確保・管理計画を策定していると回答したのは24.1%でした(日本トイレ協会「災害時のトイレの備えに関するアンケート調査」)。災害時のトイレ確保・管理計画...
<9月2日投稿>災害大国と呼ばれる日本。国土面積は世界の0.25%ほどしかないにもかかわらず、マグニチュード6以上の地震が発生する割合は18.5%と桁違いに自然災害の発生が多く、日頃の備えが不可欠です。そこで、9月1日を「防災の日」、前後の1週間(8月30日から9月5日まで)を「防災週間」として全国で啓発イベントなどが行われます。 9月1日が防災の日とされたのは、今からちょうど100年前に起きた「関東大震災」が由来です。関東大震災は、1923(大正12)年9月1日、正午の2分前に発生しました。現在の東京都と神奈川県を中心に、千葉、埼玉、茨城、静岡、山梨に被害が広がり、被災者は人口の3割にのぼっています。横浜市に限れば実に93%、東京市で75%が被災しました。 発災時刻がお...