World Bosai Forum Online(1/20公開)

2025年3月7日(金)〜9日(日)、仙台国際センターにて「World Bosai Forum 2025」が開催されます。World Bosai Forumは、東日本大震災を経験した東北の地で、災害で悲しむ人々をこれ以上増やしたくないという願いを込めて2017年からはじまり、今回で4回目の開催となります。
World Bosai Forum 2025は、防災関連団体による展示会「World Bosai EXPO」、防災について学ぶ「Session」、そしてオンラインで情報配信する「World Bosai Forum Online」の3つで構成されています。「World Bosai Forum Online」は、2025年1月6日〜3月31日までの約3ヶ月間、さまざまな防災について学べる動画を定期的に配信し、日本の防災力向上、そして防災の普及啓発に貢献することを目的としています。
「World Bosai Forum Online」そして3月7日から仙台で開催される「World Bosai Forum 2025」への皆様のご参加をお願い申し上げます。

講演者

  • 佐藤 将年 氏

    佐藤 将年 氏

    復興庁 復興知見班

  • 岩手県復興防災部復興危機管理室  防災課/北良株式会社

  • 河田 惠昭 氏

    河田 惠昭 氏

    関西大学 社会安全学部

  • 矢守 克也 氏

    矢守 克也 氏

    京都大学 防災研究所

  • 田中 智大 氏

    田中 智大 氏

    京都大学 防災研究所

  • 平田 直 氏

    平田 直 氏

    防災教育普及協会/東京大学

  • 南 貴久 氏

    南 貴久 氏

    阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター

  • 株式会社ユニメーションシステム

開催概要

催事名

World Bosai Forum Online
(1/20公開プログラム)

開催日

2025年1月6日(月)〜3月31日(月)
※次回は2月3日に新しいプログラムを公開

会 場

World Bosai Forum Online特設サイト

参加費

無料(事前登録制)

主 催

世界防災フォーラム国内実行委員会
世界防災フォーラム国際実行委員会

共 催

東北大学

事務局

World Bosai Forum Online運営事務局
(株式会社防災ログ内)

参加申込み・動画視聴方法

  1. STEP01

    ログイン

    ホーム画面右上から会員登録(無料)を行い、自動返信メールで届くパスワードを使用してログインを行います。 会員登録済みの方
    ・会員情報でログインしてください。再登録は不要です。
    ・パスワードはホーム画面右上の「ログイン」から再発行できます。
    ・パスワードが届かない場合は事務局までご連絡ください。

  2. STEP02

    お申込み

    本ページの「参加申込み」ボタンをクリックし、全項目入力後「お申し込みをする」をクリックすると登録完了です。

  3. STEP03

    動画視聴

    本ページの「World Bosai Forum Online会場」ボタンから講演動画ページにお進みいただけます。

参加申込み

動画視聴には防災ログ会員登録(無料)と
オンライン参加申込みが必要です。

会員登録はこちら

World Bosai Forum Online特設会場

参加申込み(左の赤ボタン)後、
World Bosai Forum Onlineの動画を視聴できます。
3月31日18:00まで視聴可能

お問い合わせ先

World Bosai Forum Online / EXPO運営事務局(株式会社防災ログ内) 担当:東條孝明
〒104-0061 東京都中央区銀座七丁目13番6号 サガミビル2階

E-mail.office@bousailog.com

プログラム


佐藤 将年 氏

復興10年史

1月20日 ~ 3月31日

講師

復興庁 復興知見班 参事官
佐藤 将年 氏

講師略歴

平成11年東京大学経済学部卒業、旧建設省(現国土交通省)に入省。平成14年ミシガン大学大学院行政学修士。東日本大震災発災時に復興特区法の立案作業に携わり、復興本部(現復興庁)に2年ほど出向し、復興特区や復興交付金を担当。国交省にてマンション政策室長や不動産投資室長を歴任後、兵庫県庁まちづくり部長として阪神淡路大震災後25年たった災害公営住宅などを担当。再度復興庁に戻り復興10年史を作成。

講演内容

令和5年8月、復興庁では、2000ページにおよぶ国としての東日本大震災の復興10年史をとりまとめた。本講演では、公務員を始めとした次世代の復興政策立案者に向け、東日本大震災の復興政策立案当時も経験した復興庁職員が、国の復興10年史にそって、国の復興施策の概観とその評価、いわば公式見解を解説する。あわせて、当時の担当者の思いや工夫など公式文書には表れない、様々な個人的意見(非公式見解)をも紹介する。

岩手県及び県内事業者における防災の取組みについて

1月20日 ~ 3月31日

講師

岩手県復興防災部復興危機管理室 防災課/北良株式会社

講師略歴

岩手県紹介

講演内容

岩手県及び県内事業者における防災の取組みとして、岩手県から①被災者把握システム「岩手モデル」及び②風水害対策について、北良株式会社から③防災製品を活用した災害支援について、ご紹介します。

河田 惠昭 氏

社会現象の『相転移』を活用した国難災害の事前対策の開発

1月20日 ~ 3月31日

講師

関西大学 社会安全学部 特別任命教授/社会安全研究センター長
河田 惠昭 氏

講師略歴

関西大学社会安全学部特別任命教授(チェアプロフェッサー)・社会安全研究センター長。
工学博士。専門は防災・減災・縮災。現在、阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター長(兼務)のほか、京大防災研究所長を歴任。京都大学名誉教授。2007年国連SASAKAWA防災賞、09年防災功労者内閣総理大臣表彰、10年兵庫県社会賞、14年兵庫県功労者表彰、16年土木学会功績賞、17年アカデミア賞、18年神戸新聞平和賞、22年河川功労者表彰、23年海岸功労者表彰、24年日本自然災害学会功績賞。日本自然災害学会および日本災害情報学会会長を歴任。

講演内容

令和6年度日本自然災害学会賞を受賞した「相転移」を活用した事前対策を実施すれば、国難災害などの巨大災害の被害を激減できる。これは、たとえば地球規模での気候変動に伴う大都市での洪水災害にも適用でき、グローバル・スタンダードな画期的な手法であると断言できる。この相転移の発見の経緯を具体的に示し、今後の世界各国への適用の試案を紹介する。

矢守 克也 氏

防災アクションを促す災害リスクコミュニケーションとは

1月20日 ~ 3月31日

講師

京都大学 防災研究所 教授
矢守 克也 氏

講師略歴

専門は、社会心理学、防災心理学。博士(人間科学)。京都大学防災研究所巨大災害研究センター教授・副所長。日本災害復興学会会長、地区防災計画学会会長、災害情報学会副会長、自然災害学会副会長、日本質的心理学会理事などを務める。著書に、「避難学」(東京大学出版会、2024年)、「防災心理学入門」(ナカニシヤ出版、2021年)など。開発した防災教育ツールに、防災ゲーム「クロスロード」、津波避難訓練支援アプリ「逃げトレ」など。

講演内容

「アブナイかもと理解できても、たぶん大丈夫だろうとアクションに結びつかない」のが防災アクション。こうした意識と行動のギャップを乗り越えるためには、これまでとは異なる効果的な災害リスクコミュニケーションが求められます。本講義では、「クロスロード」、「逃げトレ」、「避難スイッチ」、「ハードルを下げた訓練」など、講演者自身が関わってきた具体的な事例について紹介します。

田中 智大 氏

気候変動による洪水リスクの評価

1月20日 ~ 3月31日

講師

京都大学 防災研究所 准教授
田中 智大 氏

講師略歴

2016年に京都大学で博士(工学)を取得後、2017年3月より京都大学大学院地球環境学堂、2021年4月より同工学研究科で助教.2024年5月より現職.

講演内容

気候変動によって様々な風水害リスクの増大が予測されており、その把握と対策が叫ばれています。本講演は河川からの氾濫による洪水災害に着目し、その気候変動によるリスクの変化を推定するための最新研究について紹介するとともに、今後重要となる対策についてお話しします。

平田 直 氏

最近の地震と震災への備え

1月20日 ~ 3月31日

講師

一般社団法人防災教育普及協会 会長/東京大学名誉教授
平田 直 氏

講師略歴

東京大学理学部地球物理学科、同大大学院修士・博士課程を経て、同大理学博士。東京大学理学部助手、千葉大学助教授、東京大学地震研究所助教授、同教授、同研究所長、同所地震予知研究センター長を務める。同大学在職中・在職後に国立研究開発法人 防災科学技術研究所 参与(兼)首都圏レジリエンス研究推進センター長(2022年3月まで)。

政府の地震調査委員会委員長
気象庁 地震防災対策強化地域判定会会長
南海トラフ地震に関する評価検討会会長
内閣府 中央防災会議専門委員など、国の地震防災行政でも要職を歴任する。

平成27年度 防災功労者防災担当大臣表彰 受賞
平成29年度 防災功労者内閣総理大臣表彰 受賞
「首都直下地震」(岩波書店)/ 地震を知って震災に備える(亜紀書房)、他

講演内容

2024年は一月から能登半島でM7.6の大地震が発生し、8月には日向灘で大きな地震に伴い「南海地震臨時情報(巨大地震注意)」が発表されました。私たちの周りで起きる地震を知り、どのように震災に備えるかを議論します。

南 貴久 氏

災害復興とまちづくり:阪神・淡路大震災からの30年とこれから

1月20日 ~ 3月31日

講師

阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター 研究部 研究員
南 貴久 氏

講師略歴

2015年 東京大学工学部都市工学科 卒業
     東京都葛飾区を拠点とするNPO法人のアドバイザーとして防災まちづくりに携わる
2017年 東京大学工学系研究科都市工学専攻 修士課程修了 修士(工学)
2022年 東京大学工学系研究科都市工学専攻 博士後期課程 単位取得満期退学
     東京大学生産技術研究所 修士研究員
2023年 埼玉県立大学 非常勤講師
2024年4月より現職

講演内容

阪神・淡路大震災から30年の節目を契機に、この30年間の「災害復興とまちづくり」に関する取組みや制度等の変遷について概観する。さらに、阪神・淡路大震災をはじめとする過去の災害において実践された復興事業が、その後の地域社会にどのような影響をもたらしたかを振り返る。そのうえで、未来に積み残された課題について改めて整理を行い、少子高齢化・人口減少社会を前提とした今後の災害復興のあり方について考える。

「逃げ遅れゼロ」を達成するための気象警報システム

1月20日 ~ 3月31日

講師

株式会社ユニメーションシステム

組織紹介

防災機器メーカー 豪雨対策警報装置の製造販売および付帯するサービス提供をする会社です。

動画紹介

気象災害が頻発している現在、その中で浮き彫りになってきた情報伝達に関する課題と、あらゆる世代にしっかりと防災情報を届け「逃げ遅れゼロ」を達成するために、弊社として目指す情報伝達のあり方について

参加申込み

動画視聴には防災ログ会員登録(無料)と
オンライン参加申込みが必要です。

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World Bosai Forum Online特設会場

参加申込み(左の赤ボタン)後、
World Bosai Forum Onlineの動画を視聴できます。
3月31日18:00まで視聴可能試聴可能