2011年3月11日の東日本大震災以降、社会の防災に対する意識が高まり、国や各種研究機関が活発に地震や津波に関する最新知見を公表しています。地震防災の分野では「大地震防災・減災対策大綱」が2014年3月に内閣府中央防災会議で決定され、地震発生前の事前防災、災害発生時の効果的な災害応急対策、被災地内外における混乱の防止などに対し、様々な施策が動き出しました。
本セミナーでは、上記施策においても活用が期待される先端技術に注目し、「地震防災と先端技術」をテーマに、技術の概要、活用方法などについて、最前線で活躍されている専門家の方々を講師にお招きしてご講演頂きます。
◆地震観測の最先端 ~地震防災への取り組み~
青井 真(防災科学技術研究所地震・火山観測データセンター長)
◆地質データを活用した過去の巨大地震・津波解明への取り組み
岡村行信(産業技術総合研究所 活断層・火山研究部門 首席研究員)
◆赤色立体地図の原理と活用
千葉達朗(アジア航測株式会社 総合研究所理事フェロー技師長)
◆防災にも活用できるインフラの最新センシング技術について
藤野陽三(横浜国立大学 先端科学高等研究院 上席特別教授)
定 員:120名(申込者多数の場合は先着順)
参加費:学会会員5,000円,非会員7,000円,学生2,000円(消費税・テキスト代含む)
申込締切:2016年1月15日(金)