10万人以上の死者・行方不明者という甚大な被害をもたらした関東大震災からまもなく100年。 南海トラフ地震や首都直下地震など、 今後、 発生が懸念される 次の巨大地震に備えるべきことは何か。 第5回目の開催となる防災教育普及協会 特別セミナーでは、 関東大震災で9万2千人の犠牲者を出した「地震火災」 が、 現在の東京でどのような 被害をもたらすか、 都市防災を専門とする東京大学大学院工学系研究科の廣井悠教授に講演いただきます。 このほか、 「巨大災害の社会心理と情報伝達」 をテーマに、 東京大学大学院情報学環 総合防災情報研究センター (CIDIR) 関谷 直也准教授に、 今後、 情報通信技術がいかに防災に貢献していくか展望なども含めお話しいただきます。
クロージングは、 2022年に見直しされた東京都の首都直下地震被害想定のポイントを東京都防災会議専門委員地震部会長で、 防災教育普及協会 会長 平田直(東大名誉教授) が解説いたします。 過去の災害から学び、 今後起きるとされている巨大地震に備えるための防災特別セミナーです。