九州北部豪雨 河川復旧工事 入札進まず 防災ニュース
2018年7月2日
7月2日 昨年の九州北部豪雨で河川被害を受けた、大分県日田市が行った復旧工事の入札が成立しなかったことが分かった。他の豪雨関連の工事で業者の人出が不足しており、復旧への影響が懸念されている。
日田市では九州北部豪雨にて氾濫した河川の補強・復旧工事の発注を市内の業者向けに合計6件発注していたが、業者の入札がなく成立しなかったとしている。入札の参加資格を市外の業者にまで拡大することも検討されているが、熊本地震の復旧に対応している業者も多く、容易には決まらないのではと市は懸念している。
人手不足という日本が抱える慢性的な問題と、短期間での災害発生の重複により、今後の復旧の進捗にも影響が出ると思われる。