九州南部 非常に激しい雨続く恐れ 防災ニュース

2019年7月1日

7月1日  九州南部では断続的に激しい雨が降り続いており、土砂災害の危険性が非常に高まるなど、予断を許さない状況が続いている。1日は非常に激しい雨が局地的に数時間にわたって振り続ける可能性が高く、厳重な警戒と早めの避難行動を呼びかけている。

鹿児島県薩摩川内市の八重山では、この24時間に降った雨の量が350㎜近くに達した。これは平年の71カ月分の雨量に相当し、7月としては観測史上最多となっている。これまでの雨により鹿児島県と宮崎県の一部地域では、土砂災害の可能性が非常に高まったため「土砂災害警戒情報」が発表されている。

気象庁によると、九州付近に停滞する前線に暖かく湿った空気が入り込み前線が活発化したことが原因であるとしている。この状況は4日まで続く見込みとなっており、雨量が非常に多くなる可能性があるため、早めの避難活動を呼びかけている。


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