宮城県 津波被害の小学校 保存へ 防災ニュース

2019年7月8日

7月8日 東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県山元町の旧中浜小学校を、震災遺構として保存・公開するための工事が今日から始まった。

旧中浜小学校は東日本大震災の津波で校舎の2階までが浸水、生徒や教職員含む90名が校舎の屋上に避難し一夜を過ごした後に救助された。

町では震災の記憶を残し、教訓を次の世代に語り継ぐためにも校舎を震災遺構として保存することを決め、来年の公開に向けた工事が始まった。齋藤俊夫町長は「災害への備えを進めている皆さんの参考となる震災遺構を目指し、整備を進めていきたい」と話している。


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