日本海東縁部 大地震 過去にも 防災ニュース
2019年6月20日
6月20日 18日夜に発生し、山形県と新潟県を中心に大きな被害をもたらしたマグニチュード6.7の地震は「日本海東縁部」と呼ばれる場所で発生したと、地震調査研究推進本部の地震調査委員会が発表した。
この「日本海東縁部」は北米プレートとユーラシアプレートが衝突している場所のためひずみが集中しやすく、過去にも昭和39年の「新潟地震」や昭和58年の「日本海中部地震」などを引き起こしている。
またこの周辺の断層は角度が急な場合が多く、海底の変動が大きくなるため津波が発生しやすい特徴があるとされている。加えて太平洋側とは異なり、日本海側では地震発生から津波到達までの時間が短いことが多いため、専門家は注意をよびかけている。