東京商工会議所「水害対策ガイドブック」作成 防災資料
2017年3月22日
3月22日、東京商工会議所足立支部が「水害対策ガイドブック~いざという時、慌てないために!~」を作成し、会員企業に無料配布している。本事業は、足立区内の事業所における水害対策推進を目的に、“中小企業が講じるべき最低限の備え”について具体的に記述した「ガイドブック」と、オフィスや工場内に掲示する「ポスター」を作成し、配布するものです。
近年頻発するゲリラ豪雨や平成27年の関東・東北豪雨(鬼怒川水害)の記憶も新しく、特に、荒川・隅田川・中川等の河川に囲まれている足立区の事業所にとって、水害は、事業の継続を阻害する要因にもなります。
平成28年の「江東5区大規模水害避難等対応方針」では、悪条件が重なり荒川が決壊した場合、江東5区(墨田・江東・足立・葛飾・江戸川)のほぼ全域が浸水し約250万人の避難者が発生するとも想定されています。
被害の規模や復旧に要する時間は、事前の備えがその多寡を大きく左右することから、平時からできるだけ準備をしておくことが肝要であり、本事業を実施することになりました。
足立区内事業所向け 「水害対策ガイドブック&ポスター」 の作成について
http://www.tokyo-cci.or.jp/page.jsp?id=97916