東北企業のBCP策定 全国平均下回る 防災ニュース

2019年7月12日

712  帝国データバンク仙台支店の調査によると、自然災害発生時の体制や優先業務を定める事業継続計画(BCP)を策定した東北の企業の割合が全国平均を下回ったと発表した。

東北の企業でBCP策定を行なったのは11.8%であり、全国平均である15.0%を大きく下回った。東日本大震災を機にその重要性が再認識されたかに見えたBCP策定だが、実際に震災を体験した東北においても依然進んでいない現状が露わになった。

帝国データバンク仙台支店は「BCP策定の重要性が高まっている一方、東北では広がりを見せていない。政府などは一層の支援を行う必要がある」と話している。


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