江戸川区のハザードマップが話題 防災ニュース

2019年6月3日

63  5月下旬に江戸川区が公開した「水害ハザードマップ」か話題となっている。例えば想定最大規模の巨大台風が発生した場合のシミュレーション結果として「江戸川区はほとんどの地域が浸水」、「江戸川区だけでなく江東5区のほとんどが水没」、「250万人が浸水」など、直接的な表現が並ぶ。

また水害発生時を想定したマップのイラストでは江戸川区の部分に「ここにいてはダメです」と書かれているなど、かなり自虐的ともとれる内容となっている。

もちろんこれは水害の怖さを知ってもらうための工夫。同資料の中にはどこに、どうやって避難するのか、その際の注意点などをはじめ、災害時の情報収集のしかたや、各家庭ごとの具体的な避難計画の作り方など、防災対策の詳細も掲載されている。

6月以降はこのハザードマップを用いた説明会の開催も予定されており、水害への住民の意識を高めるのに一役買いそうだ。


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