西日本豪雨から今日で1年 災害関連死 52名に 防災ニュース

2019年7月6日

7月6日 西日本を中心に大きな被害をもたらした西日本豪雨から今日で1年となった。死者行方不明者は283人に上り、そのうち避難生活によるストレスや持病の悪化により亡くなった災害関連死は52人となっている。被災者の生活環境については東日本大震災や熊本地震など、これまでにも幾度も取り上げられてきたが未だ改善が進んでおらず、教訓を活かす工夫が必要となっている。

広島県内では海上保安庁が被災地に近い海域に巡視艇やヘリコプターを出し、未だ見つかっていない5人の行方不明者の捜索活動を行った。巡視艇の乗組員たちは犠牲者に黙とうをささげたあと、出動した。

広島海上保安部の植村聡警備救難課長は「家族の思いに応えるためにも、今後も関係機関と連携し捜索を継続していきたい」と話した。


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