西日本豪雨で被災した工場の社長らを書類送検 防災ニュース

2019年7月2日

7月2日 昨年の西日本豪雨で、近くの川からあふれた水が流れ込み爆発を起こした岡山県総社市のアルミ工場について、警察は経営陣の2人を書類送検した。

書類送検されたのは岡山県総社市下原にある「朝日アルミ産業」の社長と工場長。この事件について警察は、社長と工場長が浸水の危険性を認識しながらも操業停止などを指示しなかったため、川の水が高温のアルミニウムに達し深夜の爆発事故を引き起こしたとし、業務上過失傷害と業務上失火の疑いで2人を書類送検した。

警察の調べに対して２人はいずれも容疑を認めており、企業による防災活動の重要さが改めて浮き彫りとなった。

（※画像はイメージ画像です）