進む河川防災ステーションの整備計画 防災ニュース

2017年4月7日

4月7日 昨今の台風・大雨による河川の氾濫による被害を受けて、各地で河川防災ステーションの整備計画が進んでいます。
国土交通省は2017年3月27日に新たに以下3か所の河川防災ステーションの設置を承認しました。

1.徳島県美馬市の吉川「中鳥地区河川防災ステーション」
2.宮崎県延岡市の五ヶ瀬川「天下地区河川防災ステーション」
3.福岡県柳川市の矢部川「六合地区河川防災ステーション」

防災ステーションとは、
災害時の水防活動の拠点となる基地です。
土砂や緊急用資材を蓄えておき、ヘリコプターの離着陸や資材の搬出入を行うのに必要な場所を確保しておきます。危険水位を越えて洪水などの災害が発生した際には、河川防災ステーションが現地対策本部となり、緊急復旧や災害対策を行います。平時は地域住民のレクリエーションの場、河川を中心とした文化活動の場、水防活動の訓練の場として利用されています。

このように、河川防災ステーションの設置は洪水対策の大きな施策であり、国も整備計画を積極的に承認しています。今後の課題は、財源確保ができな自治体への対応をどのようにして河川防災ステーションの整備を進めていくかと言う事になります。
出典:国土交通省(http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo05_hh_000023.html


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