霧島連山 硫黄山 噴火警戒レベル3を継続 防災ニュース
2018年4月22日
4月20日 鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山 硫黄山では20日朝にかけて噴火が続いており、気象庁は19日にレベル2から3に引き上げた噴火警戒レベルを継続、噴火に伴う噴石などへの注意を引き続き呼び掛けている。
硫黄山は19日午後3時39分ごろに1768年以来の噴火が確認され、20日の午前6時半ごろまで続き、同日の朝には熱水と土砂が吹きあがる現象も報告されていた。気象庁は火口周辺が規制対象となる噴火警戒レベル2を20日に発表したが、その後入山規制を示す噴火警戒レベル3に引き上げたが、活発な活動が継続しているとして現在でも継続している。
特に硫黄山からおおむね2キロ以内の範囲については、噴火に伴う噴石や火砕流が発生する可能性があるとして警戒を呼び掛けると同時に、地元の自治体も同範囲の立ち入りについては規制を行っている。