主要空港 災害時でも3日以内の再開目標 防災ニュース

2019年4月12日

4月12日 国土交通省が設けた委員会は、昨年台風や地震による被害で関西空港や新千歳空港の運用再開が遅れたことを受け、主要空港では災害時でも3日以内に運用再開を目標とする最終報告をまとめた。 報告の中では昨年の台風被害による関西空港の対応を例に挙げ、空港関係者間の連携が不十分であったため、運用再開の遅れにつながったとした。また具体的な対応策として空港の関係者だけでなく、空港につながる道路や鉄道などの関係者すべてを含んだ総合対策本部の設置が提案された。 また運営に必要なインフラ機能が失われた場合の対策を事前に行うことや、増加する訪日外国人対応のため、各国の大使館などともふだんから関係を構築するよう求めた。施設面においては、滑走路の液状化対策や施設の浸水対策なども必要だとしている。


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