橋の耐震化を加速(国土交通省) 防災ニュース

11月16日、国土交通省は落橋被害が多発した熊本地震を教訓に、来年度から5年間で緊急輸送道路の橋の耐震化を加速させる方針を決めた。対象は、南海トラフ地震や首都直下地震で震度6弱以上の揺れが想定される地域とし、それ以外の地域も今後10年間で耐震補強を終える見込み。

1995年の阪神・淡路大震災で甚大な被害が発生した道路橋については、被災の経験を踏まえて耐震設計基準を見直すとともに、古い基準で設計されている既設の道路橋については、緊急輸送道路となっている道路橋の耐震補強を実施している。

4月の熊本地震では、”緊急輸送道路”に指定されている国道など12の橋が壊れるなどの理由で通行ができなくなる被害がでた。


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