赤十字静岡が「炊き出し名人」を作成 防災資料

2017年3月22日

3月10日、日本赤十字社静岡県支部は、災害時の炊き出しレシピを集めた冊子「炊き出し名人」を作成した。静岡県内の赤十字病院の管理栄養士が手軽で元気の出るレシピを考案。東日本大震災の経験を踏まえ、食物アレルギーを持つ人や食事制限が必要な人のためのアレンジ方法なども記した。県支部は2015年に主にボランティア用にレシピをまとめたところ反響が大きかったため、第2弾として一般向けに作った。レシピはいずれも「個別調理が可能で衛生的」として県支部が推奨する高密度ポリエチレン製の「包装食袋」を用いた調理方法を記し、誰でも食べられるよう食材の置き換えや量の調整の仕方も併記している。担当者は「家庭の備えにしてもらうことが共助にもつながる」と話した。

・炊き出し名人 vol.1
包装食袋で作れる和・洋・中、デザート、地域食などバラエティに富んだアイディアレシピ16種類を集めたレシピ集です。
http://www.shizuoka.jrc.or.jp/recipe/pdf/takidashimeijin_1.pdf

・炊き出し名人 vol.2
県内の赤十字病院の管理栄養士が、豊富な経験からカンタンにできて、栄養のバランスが良いメニューを考案!おいしくて、ヘルシーな炊き出しメニューのレシピが揃っています。
http://www.shizuoka.jrc.or.jp/recipe/pdf/takidashimeijin_2.pdf

・日本赤十字社 静岡県支部
http://www.shizuoka.jrc.or.jp/recipe/


関連ニュース