12山に対して火口周辺警報と噴火警報 防災ニュース

2017年5月15日

5月11日 気象庁は全国にある火山(海底火山含む)の 4月の活動状況をまとめ、12山に対して火口周辺警報と噴火警報を発表しました。

対象となる12山は以下の通り。
群馬県の「草津白根山」
群馬と長野の県境にある「浅間山」
長野と岐阜の県境にある「御嶽山」
宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島連山の「新燃岳」「えびの高原の硫黄山周辺」
鹿児島県の「桜島」「口永良部島」「諏訪之瀬島」
小笠原諸島の「西之島」「硫黄島」
また、海底火山である
小笠原諸島の近海にある「福徳岡ノ場」
伊豆諸島の青ヶ島の南にある「ベヨネース列岩」

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■火口周辺警報
今後の噴火によって火口周辺や居住地域の近くに影響がおよぶおそれがある火口周辺警報の対象は10山。
「草津白根山」「浅間山」「御嶽山」「新燃岳」「えびの高原の硫黄山周辺」「桜島」「口永良部島」「諏訪之瀬島」「西之島」「硫黄島」。
またこの10山の内、5段階ある噴火警戒レベルの中で入山規制となるレベル3に「桜島」「口永良部島」の2山、火口周辺規制となるレベル2に「草津白根山」「浅間山」「御嶽山」「新燃岳」「えびの高原の硫黄山周辺」「諏訪之瀬島」の6山が指定され警戒するよう呼び掛けています。

■噴火警報
周辺の海域で警戒が必要な「噴火警報」の対象は共に海底火山の「福徳岡ノ場」「ベヨネース列岩」の2山が指定され周辺の海域では警戒するよう呼び掛けています。

各地の火山活動の状況や注意点などは、気象庁や各地の気象台、自治体のホームページなどで確認することができます。


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