防災とボランティア週間(1/15~1/21) 災害用各種サービス体験利用 防災ニュース

2021年1月17日

1月17日 国では、阪神・淡路大震災が起こった1月17日を毎年「防災とボランティアの日」と定め、前後の1週間にあたる1月15日から21日までを「防災とボランティア週間」とし、普及啓発活動を行っています。この期間には、大規模な災害が発生したときに開設される「災害用伝言サービス」の体験利用もできます。災害はいつ襲ってくるかわかりません。いまいちど、災害時に「私と私たちがなすべきこと」を考える機会としてご活用ください。

今から26年前の1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災は、「ボランティア元年」とも呼ばれています。この大災害から、自発的に被災者支援を行うボランティア活動の機運が高まりました。その後、1997年ナホトカ号海難事故、2004年新潟県中越地震、2011年東日本大震災、2016年熊本地震、2017年九州北部豪雨、2018年平成30年7月豪雨と、大規模な災害が発生するごとにボランティアの活動は機能が整備され、大きな被災地支援の活動となってきています。

災害による被災を私たちのこととして考え、自助や共助のあり方を見直す契機となった阪神・淡路大震災の日を思い、私たちのまわりの防災活動をふりかえってみましょう。例えば、1月15日から21日までの「防災とボランティア週間」の期間は、電話・通信関連の各社で災害用伝言ダイヤル(171)、災害用伝言板(web171)などのサービスの体験利用ができます。

職場や家庭であらかじめ安否確認手段を決めてあったとしても、いざとなったらアプリが使えない、アクセスできないなど、不測の事態が起きないとも限りません。バックアップの意味でも、各社が開放する伝言サービスを利用しておきましょう。

防災ログ事務局:南部優子


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