毎月1日は災害用伝言サービスを使って備えよう

2021年12月1日

12月1日 国土面積は世界の0.25%ほどしかないのに、マグニチュード6以上の地震が発生する割合は18.5%と、桁違いに発生の割合が多く、さまざまな自然災害を受けてきた日本。特に、予告なく発生する地震に対しては、いざというときにすばやく動けるよう、さまざまな備えが必要です。その第一歩ともいえるのが、家族など身近な人と離れたときに被災した場合の連絡手段の確保です。いざというときのために、「災害用伝言サービス」を活用しましょう。

職場の連絡手段は決まっていても、家族や親戚などとの連絡手段は特に決めていないという人も多いのではないでしょうか。普段ならストレスなくできる連絡も、災害時には重要な災害対応機関の通信環境を守るために一般の人たちが利用する通信回線を制限する通信規制が行われ、極端に環境が悪くなります。

このような通信環境下で消息を入れておけるのが「災害用伝言サービス」です。固定電話や携帯電話の各社により大規模な災害が発生したときに開設される無料のサービスで、次のようなサービスがあります。
・災害用伝言ダイヤル(171)
・災害用伝言板
・災害用伝言板(web171)
・災害用音声お届サービス

伝言ダイヤル(171)は、固定電話や携帯電話から「171(いない)」へ電話し、被災者が消息を残しておくと、全国からその音声を聞いて確認できるというしくみです。災害用伝言板は、文字によって登録できるサービスです。web171は、パソコンやスマートフォンなどから操作できます。災害用音声お届けサービスは、専用アプリをインストールしたスマートフォンなどから音声メッセージを送信できるサービスです。具体的な利用内容や操作方法については、契約する電話会社によって異なるところもありますので、あらかじめ調べておきましょう。

また、これらの災害時伝言サービスには、実際に登録して伝言の練習ができる体験期間があります。体験期間は、毎月1日と15日のほか、関東大震災ゆかりの防災週間(8月30日~9月5日)、正月三が日、阪神・淡路大震災ゆかりの防災とボランティア週間(1月15日~21日)に体験できます。

災害が起きるとどこに被害が及ぶかわかりません。連絡手段は複数用意しておき、ふだんから体験練習して着実な連絡がとれるように備えておきましょう。

[参考]総無料災害用伝言サービスの案内ページ
https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/net_anzen/hijyo/dengon.html