大阪管区気象台、過去の大きな自然災害のまとめページを公開 防災ニュース

2022年4月25日

4月25日 大阪管区気象台は、2022年7月1日に設立140周年を迎えるのを機に、大阪府下に大きな災害をもたらした過去の気象・地震津波災害の情報をまとめたページを公開しました。

 
<大阪府に大きな被害をもたらした過去の自然災害>
https://www.jma-net.go.jp/osaka/140th/disaster/disaster.html

風水害では、1934(昭和9)年の室戸台風から2018(平成30)年の台風21号まで、雪害では1984(昭和59)年と1994(平成6)年の大雪による交通障害、地震津波災害では1872(明治5年)の浜田地震から2018(平成30)年の大阪北部の地震まで、それぞれ、気象図などのデータや概況の説明とあわせて、被害の写真などのようすが入っています。詳細にまとまった報告書などの資料がある場合はあわせて掲載されています。

過去の災害については、各省庁や都道府県、市区町村などがそれぞれに記録を作成し、今後の防災対策の教訓とするために公開しています。震災では、国立国会図書館と総務省が共同で構築したポータルサイト「国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(愛称:ひなぎく)」が、全国各機関のもつ資料を横断的に検索できるデータベースサイトになっています。ひなぎくは、東日本大震災の記録・教訓を次の世代へ残し、被災地の復旧・復興事業や今後の防災・減災対策、学術研究や教育などに活用できるようにと構築されました。東日本大震災だけでなく、大規模地震津波災害の記録、年表などのデータも集まっています。テーマ別に検索することもできるため、事例の収集などにぜひ活用してください。

<国立国会図書館東日本大震災アーカイブ(ひなぎく)>
https://kn.ndl.go.jp/

画像出典:気象庁「大阪府に大きな被害をもたらした過去の自然災害」より

 

防災ログ事務局:南部優子


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