「命を守る呼びかけ」の文言・音声を公開 NHK 防災ニュース

2022年9月15日

9月15日 NHKが、災害発生の直前・直後に「命を守る行動」を呼びかける文言と音声を公開しました。現在は大雨への対応として、「雨が強まる前」「振り方が強まったとき」「非常事態」の3つの段階と、「自治体・気象庁からの情報が発表されたとき」について、呼びかけ方のポイントと具体的な呼びかけ文、アナウンサーの音声をオープンソースとして公開しました。職場の館内放送や地域での一斉連絡など、状況に応じてアレンジし、最適なタイミングで呼びかけ合えるよう活用を促しています。この呼びかけについては、今後、他の災害事象の公開も検討しているとのことです。

災害の発生が予想される場合、また災害が起きていると考えられる非常事態の場合、命を守るための呼びかけはとても重要です。一方、すぐに行動してほしい反面、不安を煽りすぎてはいけないと考えると、どんな情報を、どのような言葉で、またどのような口調で呼びかけたらよいか、悩ましいところでしょう。

NHKは、このような課題に対し、これまでの災害報道で改善を重ねてきた経験をもとに、ベーシックに使える呼びかけの文言と音声を公開しました。今回公開されたのは、大雨や氾濫のおそれがあるときの呼びかけで。今後、他の災害事象についても公開が検討されています。

「防災の呼びかけ」公開データは、NHKの公式サイトからダウンロードできます。定められたルールに従ってご利用ください。

<NHKアナウンサー 命を守る「防災の呼びかけ」>
https://www3.nhk.or.jp/news/special/suigai/yobikake/

<「防災の呼びかけ」公開データのご利用にあたって>
https://www3.nhk.or.jp/news/special/suigai/yobikake/policy/

防災ログ事務局:南部優子


関連ニュース