熊本地震から3年 課題も 防災ニュース

2019年4月16日

4月15日 14日で熊本で発生した熊本地震から3年が経過したことを受けて、熊本県庁で追悼式が行われ遺族や熊本県知事、関係者が参加した。 追悼式では参列した全員が黙とうをささげた。熊本県の蒲島知事は式の中で、「現在でも1万7千人近い住民が仮設住宅での生活を余儀なくされている。全ての人が恒久的な住まいを確保できるよう全力で取り組む」と語った。 熊本県によると熊本地震で被災し、仮設住宅などで暮らす人は先月末で7304世帯、1万6519人となっているとののと。ピーク時と比べると65パーセントほど減少したが、避難生活による体調への影響など、長期化による影響を危惧する声も上がっている。 実際に地震で犠牲になったのは273名だが、避難生活による体調悪化などを要因とした災害関連死は217名となっており、一日も早い住まいの再建が求められている。


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