豪雨災害 家族単位で「マイ・タイムライン」の作成を 防災ニュース

2019年9月17日

9月17日 2015年9月の関東・東北豪雨により甚大な浸水被害を受けた茨城県常総市では「逃げ遅れゼロ」を目標に、住民向けの「マイ・タイムライン」作成に取り組んでいます。

タイムラインは、災害に対し、いつ、誰が、何をするかを時系列に整理したもので、気象情報などにより状況を予測できる台風や豪雨、大雪などの進行形の災害に有効です。被害状況は地域により異なるため、近年は自主防災組織や家族単位でのマイ・タイムラインを作成する取り組みも広がっています。

常総市では2016年から5回の検討会をもち、住民自身の手でマイ・タイムラインを作成。また、国交省と共同で「マイ・タイムライン検討の手引き」や防災教育教材「逃げキッド」を開発し、2018年から「マイ・タイムラインリーダー認定制度」を設けるなど、タイムラインの作り方を普及させるしくみづくりにも力を入れています。


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