気象変動による「災害の日常化」に警戒し電力投資を-経団連 防災ニュース

2019年10月1日

10月1日 中西宏明経団連会長が9月27日の記者会見の中で、台風15号により千葉県で発生した大規模停電の影響も踏まえた形で気象災害の深刻化に言及し、今後の気象変動に備えた電力投資の重要性を訴えました。

中西会長は、温暖化による気象への影響について、台風の強大化やコースの変化などの気象現象が発生していることを指摘し、気象災害が発生した後の対応も重要であるものの、予め状況の変化を考慮した事前の対策が必要で、現状では不足していることを懸念しました。

その上で、電力インフラの技術開発や電力網の整備、電力関連の設備などの一層の強化、先見性をもった電力への投資の重要性を指摘し、政府主導で仕組みづくりなどを進める必要があり、経済界としても対応を強めたいと述べました。

防災ログ事務局:南部優子


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