気象庁、防災気象情報を14カ国語で提供開始 防災ニュース

2020年4月28日

4月28日 気象庁は、日本国内にいる外国語圏の人びとが安心・安全に過ごせるよう、気象情報や災害情報の多言語化を進めており、これまで11カ国語で提供していた防災気象情報について、4月16日から3カ国語追加し、14カ国での提供を開始しました。

防災気象情報の多言語化については、これまで日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、インドネシア語、ベトナム語、タガログ語、タイ語、ネパール語で提供されていましたが、このたび、クメール語、ビルマ語、モンゴル語の3カ国語が追加されています。

多国語による防災気象情報のサイト内では、9つの区分で、次のような気象方法や災害情報が掲載されています。
・気象特別警報、警報、注意報
・天気予報、週間天気予報、高温注意情報
・雨雲の動き
・土砂災害危険度分布
・浸水害危険度分布
・洪水危険度分布
・地震情報
・大津波警報、津波警報、津波注意報
・噴火警報、予報

防災気象情報 多言語サイト(Multilingual Information on Disaster Mitigation)
https://www.jma.go.jp/jma/kokusai/multi.html

なお、企業などの事業者も多言語による情報提供ができるよう、気象庁が用いる気象情報防災情報の用語や定型文などを多言語に翻訳した対訳表も、MicrosoftのExcel形式で公開されています。

防災ログ事務局:南部優子


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