東京都の補助事業 帰宅困難者を受け入れる一時滞在施設の環境整備を推進 防災ニュース

2020年11月5日

11月5日 東京都は、災害発生時に課題となっている帰宅困難者対策のひとつとして、帰宅困難者を受け入れる一時滞在施設が蓄電池や発電器など、スマートフォンなどの充電器を購入する際の費用を補助する精度を新たに設けました。

補助事業の対象となるのは、帰宅困難者の受け入れについて区市町村と協定を結んでいるオフィスビルや大型商業施設など、次の3つを満たしていることが条件です。
・施設の所在する区市町村と帰宅困難者の受入協定を締結していること
・帰宅困難者と従業者向けの備蓄品を3日分完備していること
・事業継続計画(BCP)等を作成していること

補助される経費は、帰宅困難者のスマートフォンなどを充電するための機器の購入経費で、以下のものが対象です。
帰宅困難者1人当たり2500円を上限とし、かかった費用の6分の5までが補助されます。
・電源機器(発電器や蓄電池等の機器)
・充電器
・その他、これらの機器を運用するために不可欠な機材

申請期限は2021年1月29日です。期限直前は申請が殺到することも予測されますので、早めの検討をおすすめします。

詳しくは東京都のホームページで確認してください。

【東京都 一時滞在施設スマートフォン等充電環境整備補助事業】
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/kitaku_portal/1000048/1006430/1008480/index.html

防災ログ事務局:南部優子


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