東京駅周辺で災害時のスマホ活用 実証実験 防災ニュース

2019年1月25日

1月25日 JR東日本と東京メトロ、三菱地所はGPSの範囲外の地下街や屋内で、無線通信であるWi-Fiを活用したけが人などの位置特定の実証実験を行った。 GPSは衛星からの電波が届きにくい地下などでは、位置の特定が難しいなどの問題があり、災害時にこういった場所の詳細な情報収集が困難とされていた。 今回の実験では駅員や警備員がスマートフォンを持ち、Wi-Fiを利用することで位置の確認ができるようになった。またその後の動きについてもリアルタイムで電子地図で確認でき、警備員が胸につけたスマートフォンの映像も同時に確認ができる。 けが人の位置情報などがリアルタイムで入手できることで、救助活動の優先順位を決める(トリアージ」にも活用できるとされている。

 


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