宮城県沖地震 30年内に確率50% 防災ニュース

2019年6月14日

6月14日  宮城県沖地震から今月の12日で41年が経過した。今年の2月には政府が次の宮城県沖地震が30年以内に発生する確率を「50%程度」と公表するなど、年月が経つにつれ警戒度は高まっている。

この発表によると、最新の研究結果として、想定震源域のプレートどうしの固着が再開し次の地震発生サイクルに入ったとしている。また地震発生が早まることも指摘されている。その根拠として「余効滑り」の影響があげられている。

余効滑り」はマグニチュード7以上の大きな地震の影響で、本震発生後にプレートがゆっくり滑る現象を指す。「余効滑り」はプレート境界の固着にひずみを増加させるため、東日本大震災の影響で宮城県沖のプレートのひずみが増加したと考えられる。

地震調査委員会は宮城県沖地震の規模をマグニチュード(M7.4前後、平均発生間隔を38年と想定している。


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