経産省 霧島山影響の中小企業向けに資金繰り支援 防災ニュース

2018年5月11日

11日 経済産業省は鹿児島県と宮崎県の県境に位置する霧島山の火山活動により、営業活動に影響が出ている中小企業者向けに資金繰り支援措置を先月発動した。対象地域は宮崎県都城市、小林市、えびの市、三股町、高原町、鹿児島県霧島市の全6市町となる。

対象地域では観光業を中心に火山活動による営業停止により売上の減少が続いており、支援措置としてセーフティーネット保証4号が発動された。セーフティーネット保証制度は外部環境の変化により事業活動に支障をきたした中小企業者に対し、円滑な資金調達をはかる国の制度。条件を満たした中小企業者は信用保証協会などを通じ、一般保証とは別枠で無担保で8000万円、最大2億8000万円までの借入が可能となる。

4月24日より宮崎・鹿児島両県の政策金融公庫、商工組合中央金庫、信用保証協会、商工会議所、商工会連合会などに専用窓口が設けられている。

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