高知県黒潮町 最大34mの津波を想定した新庁舎完成 防災ニュース

2018年6月5日

6月5日 南海トラフ地震が発生した場合に最大34mの津波が想定されている高知県黒潮町に新庁舎が完成した。今週行われた落成式には役場や地元の関係者など300名が参加した。

黒潮町の前の役場があった地域は、南海トラフ地震が発生した場合に大きな被害を受けることが想定されたため、町は2年前から海抜およそ26メートルの高台へ移転する計画を進めていた。新しい役場の庁舎は震度7の地震にも耐えられる3階建ての鉄骨造で、停電しても4日間は電気を供給できる自家発電装置や、最大3000人が避難できる駐車場も完備している。

 
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