神戸市 消防団の災害情報をLINEで共有 防災ニュース

2019年8月6日

8月6日 神戸市は4日、無料通信アプリLINEを使い、災害発生時に消防団員の情報をリアルタイムで共有する訓練を、大地震が発生した想定で行った。

LINE活用の流れとしては、LINEの自動対話プログラム「防災チャットボット」を通じて、被害情報の報告を促すメッセージを消防団員が受け取る。団員はスマートフォンで撮影した画像等を位置情報と合わせて返信する。またチャットボットの質問に回答することで、集めた情報をAIが整理・集約し、ネット上の地図に表示をする。この地図を各団員がスマートフォンで確認することで、迅速な情報の入手と共有が可能となる仕組みだ。

神戸市は「消防団スマート情報システム」として、今年の台風シーズンにも本格運用したいとしている。


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